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Snow Wings Snow Wings アーティスト 島村卯月(大橋彩香),渋谷凛(福原綾香),本田未央(原紗友里),大槻唯(山下七海),上条春菜(長島光那) 発売日 2016年3月30日2018年8月28日(配信) レーベル 日本コロムビア デイリー最高順位 1位(2016年3月30日) 週間最高順位 1位(2016年4月5日) 月間最高順位 5位(2016年3月) 年間最高順位 46位(2016年) 初動売上 19654 累計売上 31742 週間1位 収録内容 曲名 アーティスト タイアップ 視聴 1 Snow Wings 島村卯月(大橋彩香),渋谷凛(福原綾香),本田未央(原紗友里),大槻唯(山下七海),上条春菜(長島光那) THE IDOLM@STER シンデレラガールズスターライトステージ テーマソング 2 はにかみdays 島村卯月(大橋彩香) THE IDOLM@STER シンデレラガールズ キャラソン 3 AnemoneStar 渋谷凛(福原綾香) ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 4/5 1 新 19654 19654 2016年3月 5 新 19654 19654 2 4/12 5 ↓ 2987 22641 3 4/19 9 ↓ 1290 23931 4 4/26 19 ↓ 889 24820 5 5/3 ↓ 835 25655 2016年4月 13 ↓ 6001 25655 6 5/10 20 ↑ 597 26252 7 5/17 ↓ 400 26652 8 5/24 16 ↑ 1151 27803 9 5/31 ↓ 495 28298 2016年5月 42 ↓ 2643 28298 10 6/7 557 28855 11 6/14 384 29239 12 6/21 327 29566 13 6/28 636 30202 14 7/5 407 30609 2016年6月 43 ↓ 2311 30609 15 7/12 234 30843 16 7/19 215 31058 17 8/2 288 31346 2016年7月 ↓ 737 31346 18 10/25 228 31574 19 17/1/10 168 31742 関連CD THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT ORIGINAL SOUNDTRACK Tulip Absolute Nine Trancing Pulse M@GIC☆ BEYOND THE STARLIGHT THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 041 大槻唯
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名称未定企画δ 絵師さんつきました あらすじ 一族の掟を守るため主人公を倒しに来る双子くのいち その掟とは…… st37143.lzh pass;としあき 登場人物 としあき 優柔不断で弱い 春菜 双子の姉 おっぱい大きいほう 夏葉 双子の妹
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体育祭準備SS 一ノ瀬 ひめ乃 入学してから、早5ヶ月。 楽しかった夏休みも終わり、イベントが目白押しな2学期に突入した。 わたしも周りのお姉さま方のように高等部に慣れてきたかしら。 ……どうだろう―――。まだ不安が残っている。 リリアンでの2学期で、まず最初のイベントは体育祭だ。 そういう訳で、ちょうど今一年桃組はHRの時間を使って誰がどの競技に出るか話し合っていた ところだった。 わたしの一年桃組は運動部の人もおらず、なかなか話がまとまらずにいた。 それでも少しでも早く帰宅したい、または部活に行きたいなどの理由で早く終わらせたいため、 それぞれ仕方なく楽そうな競技に立候補していく。 このままの調子でいつまでもぽーっとしていると、いかにも残りそうなリレーに出なければいけ なくなってしまうかもしれない。 リレーはバトンタッチが苦手なので絶対に避けたい競技なのだ。 であるからわたしが出来るとは思えない。 これまでわたしは何故だか勝手に自分は足が速い方だと勘違いしていた。 では、なぜそれを勘違いだと気付いたかというと、先日廊下で会った松組の黒崎望さんに、女 子高生の平均タイムを聴いてしまったからだ。 50mの平均が8.9秒……そのときのわたしはサンタクロースが本当はお父様だった、と初め て知ったときのようにショックを受けた。 正直そんなに皆が速いとは思っていなかった。 わたしの中では9秒台なら速い、9秒前半はすごいのだから。 こんなことがあって、自分は足が速いはずだ、という幻想は消えたのだった。 一年生の出られる種目は2人3脚と障害物走で、あとは各学年共通では袴競争と大縄跳び。 多分、これならなんとか……と言う事で、大縄跳びに出場することになった。 頑張って飛び続けることができれば、大縄跳びはそう難しくないだろう。たぶん。 ―――やっぱりこんなことは安易に考えすぎかもしれない。 足が速い方だと思っていた勘違いのように、どんな競技でもそんなに簡単なものじゃないとも思 う。 体育測定の垂直飛びのようにただ飛べばいいってわけでもないし、 クラシックを聴くようにリズムを取るだけでもいけない。 メトロノームの振り子に乗って、飛ばなければいけないようなものなのだ。 それでも今のところは足をひっかけないことだけが心配ではあるけれど。 障害物走もただ走るだけではない、という理由から出ることに決めた。 もしかしたら多少皆より遅くても、障害物を越えるのは得意かもしれない。 なんて理由もやっぱり勘違いかもしれない。 隣の席の志保子さんがそっと耳打ちしてくる。 「ひめ乃さん、障害物走、多分向いてないわよ。あぶないわ……」 わたしは特に危ないとも思わずに志保子さんにこう返した。 「大丈夫よ、志保子さん、わたし自信あるんだから^^」 日ごろのわたしをよく知っている志保子さんは閉口してしまった。 それを見たわたしは、「具合でも悪いんじゃないないですか?一緒に保健室に行きましょう か?」 と言ったが、志保子さんは更にくらくらしつつ、 「いえ、大丈夫ですわ。ただ……あまり無理しないでくださいね……」 とだけ言ってくれた。 やっぱり、行事は楽しまなくちゃ♪と思いつつ、障害物走で大勢のギャラリーの中、 派手に転んだりしたらどうしようかしら、なんて思いもあったりする。 なにしろ何もないところでもいつも転ぶのに、障害物を飛び越えて走るのだから、 確率は更に高くなるわけで。 こう考えるとやっぱりさっきの理由も勘違いだったかな、と強く思ったりもする。 勘違い、と言うよりは楽天的過ぎる、って言った方が正しそうだ。 「得意かもしれない。」という根拠のない自信はまた崩れるかもしれないが、 でも出ないより出た方がきっと楽しい。たぶん。 リリアンでの生活もそう長くはないのだから。 どんな小さなことでも、どんな些細なことでも、 この胸に残しておける思い出はあまさず残しておきたい。 袴競争も、一般部門で二年藤組の葛城かずらさまと一緒に出ることになった。 それにしても袴競争というのはどうやって練習したらいいものだろうか。 かずらさまと一緒に放課後練習すると言うのもいいけれど、 それは迷惑なような気がするので出来ない。それに練習用に使えるような袴もないのだ。 そうは言ってもリリアン高等部で初めての体育祭ということもあり、当然気合も入る。 それよりもまずかずらさまに恥をかかせないようにしないと、という思いもあった。 HR終了後、部活もないのでまっすぐ帰宅しようとしたところ、 廊下でばったり椿組の春菜さんに出会った。春菜さんは今年の体育祭実行委員だ。 お互いごきげんよう。と挨拶を交わし、一緒に下校する事にした。 時期が時期なだけに体育祭の話になる。 「ねぇ、春菜さんはなんの競技に出る事になさったの?」 少しだけ身長の高い春菜さんを見上げながら聞くと春菜さんは、 「ん~、あたしはほとんど出るけど・・・あとは芽衣子さんと一緒に二人三脚に出るよ」 芽衣子さんと二人三脚。うん。と思わず納得してしまった。 春菜さんと芽衣子さんは同じクラスでとても仲がいい。 それから少し雑談して、ごきげんようと挨拶をし、M駅でそれぞれの帰路に別れた。 とりあえず、わたしの走る速さが望さんに教えられた平均タイムに少しでも近づけるように、夕 方走りこみをしようかなと思って、典型的な日本人のような発想で、 学校指定のジャージがあるにも関わらず、SSサイズの薄いピンクの上下のジャージを購入することにした。 SやMは大きいので、探すのに苦労したけれど、それはそれで楽しい。 薄ピンクのジャージを選んだ理由は、なにしろ桃組はピンクチームだから、 やっぱり練習着とは言えピンク色に統一したかったのだ。 形から入ろうとするあたりがいかにも典型的な日本人だなと思って少し自分に笑ってしまった。 出場競技が決まり、自宅の重い扉をあけると妹も母もいない。 妹はバレー部で母はきっとお琴にいっているのだろう。 二人が帰宅してから、体育祭でわたしが出る競技について報告したところ、 母親と妹はなんともひどい事をいってくれた。 第一声はまず母親からだった。 「ひめ乃ちゃんが障害物走なんて、ただ怪我するだけでなんの貢献にもならないわよ? それなのに、ジャージまで買い込んできて、しかも子供服じゃないの?それ。 それくらいならレオタードに上着をきて、バレエのホットパンツでもはけばいいのに。」 続いて妹のゆき乃。反抗期なのだかなんなのだか、いつも手厳しい。 「ひめ乃ちゃん、自分の運動神経わかってるの? 同じ学校なんだからあまりわたしのところにまで噂がくるようなことはやめてよね。」 ……お母様、ゆき乃、あんまりいじめないで下さい。 ……そしてお母様、申し訳ありませんが、そんな痴女みたいな真似はできません。 わたし、仮にもリリアンの生徒なのですよ? 泣きたくなるような言われようだった。 わざわざ学校指定のジャージがあるにも関わらず桃組ファイト~^^というつもりで、薄ピンクの ジャージを購入したというのに……。 リリアンはクラスごとの色別が、李(桜)組が白、菊組が黄色、藤組が紫、桃組がピンク、松組が 緑で、椿組が赤だ。 その色ごとに学年関係なく色で競い合う。 普通は4色くらいのものらしいので、他の学校より色が多いだけの話なのだが、色にこだわりが あるわたしには、来年もまた桃組がいいな。なんて思ったりしてしまう。 子どもっぽい発想だが、本当にそう思うのだから仕方がない。 明日は何もお稽古事がない日だから、さっそく夕方走ってみようと思う。 いろいろと走る道順を決めて、危なくないように、それでいて効率のいい道を探しながら走らな いといけないなあ、と思う。 速くなるといいなぁ。どうか三日坊主になりませんように。 マリア様どうかご加護を。 ついマリア様にお祈りしてしまうのは、もう幼稚舎から変わらない。 でもマリア様もさすがにわたしの運動神経まではどうにもできないかもしれない。 それでもマリア様に祈ってみる。それがわたしだから。 体育祭まであと数日。わたしは体育の時以外履きなれないスニーカーの紐をきゅっと結び、 茜さす道を走る。 この道はどこに続いているのだろう。そんなことを考えながら、 わたしはまっすぐに前に向かって進み続けていった―――。
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原曲・ロバータ・フラック 作詞・ノーマン・ギンベル、作曲・チャールズ・フォックス 原曲はロリ・リーバーマンだが、後にカバーしたロバータ・フラックのバージョンがヒットした。 邦題は「やさしく歌って」。 【登録タグ 1973年の楽曲 ソウル ロバータ・フラック 洋楽】 カバーした声優 池澤春菜
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問題 「川島瑞樹でも最早わからないレベル」みたいなことを言ってください。 回答 最優秀賞 有浦柑奈が助走つけてグーで殴るレベル 優秀賞 上条春菜が眼鏡を忘れてくるレベル みちるでもパンと認めないレベル 白菊ほたるがコスモを感じるレベル 講評 問379?に似ているかも? このページのタグ一覧 川島瑞樹
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発売日 2020年2月26日 価格 ¥2,000+税 品番 ZMCZ-13947 【公式サイト】ONGEKI Vocal Collection 07 【ONGEKI Vocal Collection 06】前のページ 1.MAKING!ハイタッチ! 作詞:真崎エリカ 作編曲:山本恭平(Arte Refact) 歌:FIREシューターズ[星咲あかり(CV:赤尾ひかる)、桜井春菜(CV:近藤玲奈)、逢坂 茜(CV:大空直美)] 歌詞が掲載されているサイトを見つかりませんでした。 公式視聴動画はありませんでした。 2.感情アクセラレイション 作詞:真崎エリカ 作編曲:矢鴇つかさ(Arte Refact) 歌:AQUAシューターズ[三角 葵(CV:春野 杏)、早乙女彩華(CV:中島 唯)、柏木咲姫(CV:石見舞菜香)] 歌詞が掲載されているサイトを見つかりませんでした。 公式視聴動画はありませんでした。 3.Heart Cooking Recipe 作詞:ミズノゲンキ 作編曲:睦月周平 歌:LEAFシューターズ[藤沢柚子(CV:久保田梨沙)、井之原小星(CV:もものはるな)、九條 楓(CV:佳村はるか)] 歌詞が掲載されているサイトを見つかりませんでした。 公式視聴動画はありませんでした。 4.MAKING!ハイタッチ!(Game Size) 5.感情アクセラレイション(Game Size) 6.Heart Cooking Recipe(Game Size) 7.MAKING!ハイタッチ!-星咲あかりソロver.- 8.MAKING!ハイタッチ!-桜井春菜ソロver.- 9.MAKING!ハイタッチ!-逢坂 茜ソロver.- 10.感情アクセラレイション-三角 葵ソロver.- 11.感情アクセラレイション-早乙女彩華ソロver.- 12.感情アクセラレイション-柏木咲姫ソロver.- 13.Heart Cooking Recipe-藤沢柚子ソロver.- 14.Heart Cooking Recipe-井之原小星ソロver.- 15.Heart Cooking Recipe-九條 楓ソロver.- 16.MAKING!ハイタッチ!(instrumental) 17.感情アクセラレイション(instrumental) 18.Heart Cooking Recipe(instrumental)
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ポイント:5 タイプ:クール 特徴:≪オタク≫≪メガネ≫≪サイバー≫ 参加可能イベント:〔ツアー〕〔マッチフェス〕 開催イベント:〔ツアー〕〔ロワイヤル〕 特訓:不可 【控室に出る】 『上条春菜』とタッグを組む。 製品版とポイントが違い、6→5へ数値が低下している。 名前 コメント
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225 淫獣の群れ sage 2007/10/09(火) 04 02 48 ID vvg88tHe 寿司が食いたい。 綾瀬喜十郎は、風呂場の、もうもうたる湯気の中で、何故か唐突にそう思った。 回る寿司でもいい。 回らない寿司なら、なおいい。 かねは、ある。 先週、こっそり馬で当てた二万が、まだそのまま残っている。 この金の事を妹たちに知らせる気は当然、無い。奴らがその金の存在を知れば、たちまちの内に没収されてしまうからだ。 “うちの家計はいま、苦しいんですのよっ” の一言で。 幸い、晩飯もまだだ。腹も減っている。 そう思ったら、矢も盾もたまらず食べたくなってきた。 ――はまち、うなぎ、たい、甘えび、納豆巻き。赤だしも飲みてえなぁ……。 喜十郎は、洗面器で湯舟から、その熱い湯を自分の顎にぶちまけた。 泡はもう残っていない。 ヒゲの剃り跡がちりちりするが、彼は気にせず、湯船に身を沈めた。 熱めに沸かし直した湯が心地いい。 髪は洗った。 身体も洗った。 ヒゲも剃った。 後は身体をあっためて、あがるだけだ。 寿司食いてえなぁ 彼は、心中に再び、そう呟いた。 しかし、彼は知っている。 結局、自分は寿司を食べに行く事は出来ないだろう、という事を。 この我が家に於いて、自分に、そんな自由は与えられていないという事を。 すなわち――。 「――お兄様、お背中を流させて頂きます」 扉がからりと開くと、胸元をかろうじてバスタオルで隠した、全裸同然の少女たちが風呂場に入って来た。 一人ではない。 五人だ。 年齢はまちまちだが、そのいずれもが美しい。もしくは美しく育つであろう、そう思わせる美少女たちであった。 彼の――喜十郎の妹たちであった。 226 淫獣の群れ sage 2007/10/09(火) 04 04 26 ID vvg88tHe 無論、彼は、この風呂場への闖入に、何の許可も与えていない。 しかし、この少女たちは、なんのためらいも無く、まるで当然の義務を果たす者のように、兄の眼前に肌を晒し、兄が浸かる湯船から湯をすくい、身体に浴びる。 それでも、少女たちの一人は、兄の一目瞭然な不機嫌さに、やや怯えた様子を見せる。 「あの、お兄ちゃま、やっぱりその、勝手に入ってきて……怒ってる?」 喜十郎は、半ば諦めたように苦笑いを浮かべ、泣きそうになっている妹の一人に応えてやった。 「……とにかく、取りあえず湯に入れ。風邪を引く」 「あっ、はいっ!」 彼女たちの中に一種、ほっとした空気が流れたようだ。 基本的には、いかに傍若無人な彼女たちとはいえ、妹たちは妹たちで、やはり兄の機嫌は気にしていたのだろう。 「それでは失礼いたします」 そのまま彼女たちは、無駄に広い湯舟に、次々にその肢体を沈め、年頃の少女らしい雑談を交わし始めた。 喜十郎は、そんな妹たちの様子を見て再び溜め息をついた。 「――桜(さくら)、ちょっといいか」 「はい?」 彼女たちの中でも一際長身の少女が、その声に振り向く。 ツインテール、というのだろうか。腰まで伸びた栗色の長髪を左右に分け、両方の肩口で結わえ、垂らしている。そんな子供っぽい髪型と、大人びた相貌が生み出すアンバランスさが、彼女に絶大な魅力を与える効果をなしていた。 その頬が淡く桃色に染まっているのは、決して熱めの湯のせいだけではない。 喜十郎の声音は、そんな彼女の期待には、まず添わないであろう険しさを含んだものであったが、――桜と呼ばれた彼女の表情には、それを残念がる気配は微塵も無く、ただ、彼に声をかけられた、という事実が嬉しくてたまらないようであった。 「昨日言ったはずだな。今後の俺の入浴には、介添えは一切無用だ、と」 「ええ」 「なら、何故ここにいる」 湯舟の隅で、自らの背を壁にして他の妹たちに聞こえないように一応、気を遣う。 この質問を、何故この場にいる妹たち全員ではなく、桜個人に問うのかと言えば、この桜こそが、綾瀬家の六人姉妹の長姉であり、どんな時でも常に彼女たちの音頭を取る役割を担っているからだ。 「本当に分からないの? ――全く、お兄様ったら……」 227 淫獣の群れ sage 2007/10/09(火) 04 05 23 ID vvg88tHe まただ。 桜から“お兄様”と呼ばれるたびに、喜十郎は、何とも言えないむず痒さのような感覚を背中に感じる。 実際、喜十郎と桜は、半年しか誕生日が離れておらず、学校でも共に同じ教室で、机を並べて授業を受けている。だから、そんな桜が自分の事を“兄”呼ばわりするのは、喜十郎にとって、かなり奇異に感じられる行為だった。 その感覚は、無論、今でも変わっていない。 湯気の中でうつむいたその美貌に拡がったのは、嘲笑、とでも言うべき表情だった。 「簡単よ、お兄様に理解してもらうためよ」 「理解?」 桜は自分の唇を、れろり、と舐めた。 その真っ赤な舌と、唇の端からこぼれ落ちる一筋の唾液が、たまらなくいやらしい。 もう、さっきまでのひそひそ声ではない、風呂場にいる全員に聞かせる声だった。 いまの桜は、まぎれも無い、ここにいる妹たち全員の利益代表として、兄と交渉しようとしているようだった。 「お兄様は、これでも由緒正しき綾瀬家の時期当主。常に身だしなみには気を遣ってくれないと、私たちの恥にもなるわ」 音すら立てずに桜が湯舟から立ち上がる。 その背後には、さっきまで雑談していたはずの四人の妹たちまでが、無言でこっちを見ていた。桜と同じく、年齢に似合わぬ潤んだ光をその目に宿らせて。 「だから私たちが、お兄様を綺麗にするの。私たちに出来る範囲でね」 喜十郎の両頬に手を添え、熱のこもった目線で彼を見下ろし、桜は兄に訴える。 「すまないが、俺はそこまでガキってわけじゃない。自分の身体くらい自分で洗える」 喜十郎は、何かから逃れるように桜の手を払うと、湯舟から立ち上がった。 「今日だってもう、洗うべきところは洗い終わったよ。当然、背中もな」 捨て台詞のように言い放つと、振り向きもせずに彼は湯舟から出た。――はずだった。 228 淫獣の群れ sage 2007/10/09(火) 04 07 49 ID vvg88tHe 湯舟の敷居をまたいだ瞬間、喜十郎はひっくり返って湯舟に落ちた。 彼の重心が片足に移った瞬間、桜が喜十郎の手首を引っ張ったのだ。 「あらあら」 兄を湯舟に沈めてなお、涼しい顔で桜は妹たちを振り返る。 「私には洗い終わってるようには見えないのだけれども……みんな、どう思う?」 「そうですわねぇ。確かに、兄君さまのお背中は、まだまだ垢が残っておられるようにお見受け致しますわ」 ポニーテールにくくってなお、桜と同じく、ほとんど腰まで隠れる長髪の少女――春菜(はるな)が、長姉の問いに歌うように答える。 「うん。ぴっかぴかに洗えば、お兄ちゃまはもっともっと綺麗になるって詩穂も思うなっ」 肩のあたりでこざっぱりと切り揃えられたショートカットの少女――詩穂が、ポニーテールの姉に調子を合わせる。 「くしししし、うん。ヒナもヒナもそう思うっ」 五人の妹たちの中で一番幼い少女、いや幼女か?――比奈(ひな)までもが、きらきらと輝く瞳を兄に向けていた。さっきまで遊んでいた船の玩具には、もはや一片の興味も残っていないようだ。 「大丈夫ですか兄上様。お湯は飲まれてはおられませんか?」 桜や春菜同様、腰まで伸びた長髪の少女――真理(まり)が、喜十郎に寄り添い、気遣う。もっとも、彼女の髪型はポニーテールではなく、その圧倒的な量の黒髪を三つ編みにまとめている。 「ああ、ありがとう。真理」 喜十郎にとって姉妹の中では、この真理こそが一番気の置けない存在であった。 「でも――」 ただし、 「兄上様のお体で洗い残しがあるのは、どうやらお背中だけでは無さそうですわ」 「真理……!」 一度スイッチが入ってしまえば、この真理という少女は、姉妹の中で一番の残忍性を発揮する、サディスティンに変貌するという欠点があったが……。 229 淫獣の群れ sage 2007/10/09(火) 04 09 17 ID vvg88tHe 「五対一。民主主義の勝利ね」 いつの間にか彼の背後に忍び寄った桜に反応して、思わず立ち上がった喜十郎の背を、春菜が羽交い絞めにする。 「くっ、放せ春菜っ!」 「みなさん、用意はよろしいですかっ?」 「いつでもいいわよっ」 妹たち全員の位置を確認するように、桜が素早く視線を走らせ、そのまま叫ぶ。 そして、その声に呼応するように少女たちが各々、配置につく。 まるで手馴れた作業をするように、その動きには迷いが無い。 詩穂は喜十郎の右手を。 真理は喜十郎の左手を。 比奈は喜十郎の股間を。 春菜は喜十郎の背中を。 そして桜は、そのまま喜十郎の正面に自らの身体を預け、その豊満な乳房を押し付ける。 いかに男女に体力差があったとしても、五対一では所詮、勝負にはならない。 喜十郎は、全身を妹たちの肉の檻に封じられ、微動だに出来なかった。 「放せっ! 放せっ! 放せぇぇっ!!」 「いやですわ」 かぷり。 「――っ!!」 春菜が、背後から彼の耳朶を甘噛みする。あたかも捕らえた獲物の悲鳴を塞ぐかのように。さらに次の瞬間、桜が、だらしなく開けた喜十郎の唇を文字通り塞いでしまう。無論、花びらのような自らの唇で、である。 「ああ~~~っ、桜ちゃんずるぅいっっ! 詩穂もお兄ちゃまとキスしたいぃぃ~~~」 「ふふふ……詩穂ちゃんもあまり、がっつかないで下さいまし。兄上様のお体がどこでも美味なのは、あなたもご存知でしょう?」 そう言うと、真理は兄の左乳首に舌を這わせる。 「――っっっ!!」 もとより口を塞がれた兄の悲鳴は、真理のいやらしい囁きと桜のキス、さらには彼の耳朶にしゃぶりつく春菜の口舌音によって、簡単にかき消されてしまう。 「んふふふ……ほんと、美味しゅうございます、兄上様……」 「ああっ! じゃあ、じゃあ、詩穂もぉ!」 その上で、今度は詩穂の舌が、彼の右乳首に襲い掛かる。 「んぐっ! ふぐっ! んんんんっ!!」 230 淫獣の群れ sage 2007/10/09(火) 04 11 17 ID vvg88tHe 二つの乳首と耳朶、さらに舌をしゃぶり尽くす情熱的な接吻。 妹たちが風呂場に闖入してきた時点で、例えこうなる事は予想していたとしても、やはり喜十郎の陽根は、硬く膨れ上がってしまった。――最も幼い末の妹、比奈の眼前で。 「くししし。それじゃあ、おにいたま、一番気持ちのいいところ、ヒナが責めてあげるね」 何度、快楽の中に身を浸そうとも、この瞬間だけは――この屈辱だけは慣れる事が出来ない。少女どころか幼女と呼ぶに相応しい末の妹に、自分のペニスを弄ばれる、この瞬間だけは。 いや、比奈だけではない。 この少女たちは、自分を責める上で、まだ全然、本気になっていないのだ。 何度も何度も彼女たちに、この身を嬲りまわされていた喜十郎には分かる。 その証拠に――。 「ねえ桜さん、今日の“ノルマ”はどのくらいになさいます?」 耳朶から口を放した春菜の言葉に、桜も応えるように兄の舌を解放した。 「そうねえ、……二時間ってところかしら」 にっ、にじかんっ!? 喜十郎は、真っ青になってふるふる、ふるふると首を振る。 そんな彼を見て、桜は慈しむような、とびっきりの笑顔を浮かべる。 そして、自由になった喜十郎の唇に、今度は右側から詩穂が跳びつき、深く己の舌を絡ませる。 ノルマとは、即ち妹たちが兄を責める時間的・回数的条件である。 六人の妹たちが常時身辺に付きまとう彼にとって、時間・回数に制限を定めない性交渉は、彼の日常生活に支障をきたす可能性があり、それゆえに彼女たちは“ノルマ”という形で、互いに歯止めを掛け合っていた。 しかし、やがて“ノルマ”は変質し、いまや妹たちが集団で兄を弄ぶ際の、単なる指針と化してしまっていた。 「二時間は長いですわ、桜ちゃん。せめて一時間で切り上げないと、折角の深雪(みゆき)ちゃんのお料理が冷めてしまいますわ」 「あっ、それ確かにまずいよぉ。深雪ちゃんって普段やさしいけど、怒ったらすっごく怖いんだよぉ。ヒナ、一度怒られたことあったもん」 231 淫獣の群れ sage 2007/10/09(火) 04 12 15 ID vvg88tHe 深雪とは、詩穂の姉にして真理の妹。つまり、この場にいない六人目の妹のことである。 現在、彼女は厨房で家族全員分の夕食を調理している最中であり、十代前半にして、己の料理の味が落ちる行為を何よりも嫌う、こだわりの料理人であった。 もっともそれは、喜十郎に関する好意の量が、他の姉妹に比較して少ないという意味では決してない。 彼の身体を愛撫するのと同次元で、彼に食べさせる愛情料理に精魂を傾ける、というだけの話であり、要は他の姉妹たちと、その人間的本質は何ら変わらない少女なのだ。 「では桜さん、今回の“ノルマ”は一時間ということで宜しゅうございますか?」 「……仕方ないわねえ。不本意だけど今日のところはこれで勘弁してあげる」 「良かったですわねえ兄君さま。桜さんの優しさに、きちんと礼を言わねばなりませんよ」 そう言いながら春菜の指が、背後から喜十郎の肛門に、ずぶりと侵入する。 「――ぃぃぃぃっっ!!」 思わず詩穂から、口をもぎ離して悲鳴をあげる喜十郎。 「ああっ! お兄ちゃまったら、ひどいなぁ、もう!」 温和な詩穂にしてもムッとしたのか、右乳首に爪を立てる。 「そんなひどいお兄ちゃまには、お仕置きだよっ」 「ぁぁぁっ!! いたいいたい詩穂ぉっ!!」 「痛いの? 痛いのはどこなの、お兄ちゃまっ?」 「むねがっ、むねがいたいよぉっ!」 「胸じゃないでしょっ!? なんで教えた通りに言えないの、お兄ちゃまっ!!」 詩穂が、乳首もちぎれよと言わんばかりに、さらに爪に力を込める。 「あああああおっぱいれすっ!! いたいのはおっぱいれすぅっ!!」 「あら詩穂ちゃん、もう兄上様にお仕置きするのですか?」 半分うっとりしながら彼の左乳首を舐めていた真理も、 「仕方ないですわねえ、もう少し兄君さまで楽しみたかったんですけど……」 彼の肛門をほじくり返しながら、背骨に舌を這わせていた春菜も、 「ま、いいじゃないの。これはこれで楽しいんだから。ね、お兄様?」 詩穂の唇が離れた後の、喜十郎の右乳首を責めていた桜も、 「くしししし、わるく思わないでね、おにいたま。ヒナはただ、くーきを読んだだけなんだからね」 亀頭をちろちろと舐めていた比奈も、 一斉に、喜十郎の身体に歯と爪を立て始めた。 「~~~~~~~~~っっっ!!!!」
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タグ 作品名R Routes 初回版 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP Routes 中山愛梨沙 須谷尚子 M.I.S.N. おっとり JOY ED あなたを想いたい 池田春菜 須谷尚子 石川真也 感動 JOY ビギニングテーマ 君をのせて 中山愛梨沙 須谷尚子 下川直哉 明るい JOY
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いけざわなつき 自作 2014年8月から北海道立文学館の館長を務めることとなった、 代表作に『スティル・ライフ』『マシアス・ギリの失脚』などがある帯広市出身の作家で、 祖父に同じく作家の福永武彦、娘に声優の春菜を持つのは誰? (2014年7月26日 没 ) タグ:学問・その他 Quizwiki 索引 あ~こ